かなり久しぶりのブログの更新です
サボっていましたが、これからは定期的に更新するよう頑張ります。
更新しないとと考えながら早1年半・・・どうしても一度サボりだすとなかなか抜け出せませんね。
そんな重すぎる腰を上げ更新していきます。
これからの展開として、開設当時はいろんな蒸溜酒を販売するサイトとして始めたのですが、最近は思うところもあり、アメリカンなウイスキーを専門に販売していこうと方向を決めました。
アメリカのマイクロディストラリーのクラフトバーボン
アメリカのウイスキー業界は、伝統的な大手メーカーだけでなく、近年急速に成長しているクラフトバーボンを造るマイクロディストラリーと呼ばれる小規模な蒸溜所が全国で出来ている。
マイクロディストラリーの 台頭
どうも2000年を越えたあたりから規制が解かれたのか、緩くなったのかものすごい量の蒸溜所が見受けられる。
分かる範囲で調べただけで600近くあった。中にはうまくいかないのか閉鎖されたところもあったが、それでもバブルか雨後の筍の勢いで出来ている。
これらの小さな蒸溜所は、伝統的な製法と革新的なアプローチを組み合わせその大半が家族でやっているだけの小さなところが多いが、レストランを併設していたりイベントを開催したりと工夫されていて面白いく愛好家に新しい味わいと体験を提供しています。
その規模の小ささ
マイクロディストラリーは、その規模の小ささが特徴ですが、伝統的な製法と革新的なアプローチを見事に融合させることでオリジナリティを発揮しファンを喜ばせています、もちろん品質に関しても大手メーカーに退けは取らず対等に渡り合えるほどの品質だと言われています。
それは一貫して、高品質な原料を選択し、蒸溜技術においても熟練した職人たちが手作業で丹精込めているからだと思います。
アメリカ人って言うのはマーケティングや効率をゴリゴリに推し進めていて、手作業であったり品質に拘るというところとかけ離れている筆者の勝手なイメージがありましたが、調べていくうちに古き良き時代の日本人が持っていた職人気質であったり品質に徹底的なこだわりを持ってモノ造りしていたところにダブって見えました。
逆に日本のほうが不正や自分だけが良ければいいというふうな風潮ががまかり通ったりしているようで悲しくなってきました。
クラフトバーボンは宝物?
マイクロディストラリーが提供するクラフトバーボンは、ウイスキー愛好家にとって真の宝となっています。
小規模蒸留の製品は限られた数でしか入手できず、その希少性と高品質はウイスキー愛好家を魅了してやみません。
また、マイクロディストラリーはしばしば蒸溜所の見学ツアーや試飲イベントを開催し、消費者が彼らの製品についてより深く理解し、楽しむ機会を提供しています。
マイクロディストラリーの造るクラフトバーボンは筆者のようなおじさんには古き良きアメリカを思い出させてくれるのではないかと思いますし、その次代のアメリカを知らない若い人にとっては斬新な体験と喜びをもたらしてくれることでしょう。
今後も、彼らの成長と発展が楽しみであり、バーボン愛好家にとってますます不可欠な存在となるのが楽しみです。
日本の酒造りが心配
日本のクラフト系の酒といえば地酒が思い浮かべられますが、昨今日本人特に若者の日本酒離れが叫ばれています。
ほんとに日本人が酒を飲まなくなったのか?
日本酒という言葉が嫌い
ここでちょっと脱線しますが、筆者は「日本酒」という言葉が嫌いです。
単に「酒」と呼んでいます。
わざわざ日本と付けるところにマスコミなどの策略が見え隠れするのもありますが、昔から飲まれていた酒という言葉を大事にしたいからです。
ココからは酒と書かれたものは日本酒を指しますのでご了承ください。
寂れていった原因
本題に戻りますが、日本人は酒を飲まなくなったのか?
これもマスコミなどの策略もありますが、どうも酒蔵自体がよく言えば閉鎖的、悪く言えば時代に取り残されている。
酒蔵を経営している人は殆どがおじさんというよりお爺ちゃんなので、パソコンなど使えないのも判りますが、それにしてもほったらかしすぎだと思います。
弊社も酒の取引をしたいと思って酒蔵にめ問い合わせページから(一応ゃんとしたホームページはある)問い合わせたのに、返信がない。
こちらも失礼のないように、ビジネス的な文章で書いて取引できないかと書いているつもりだが、断りの返信すらなく無視されているのである。
取引したくないなら、上っ面を取り繕って断ってくれても大丈夫だし、取引したいと思って連絡している相手に無視はいただけない。
こういった対応は一件だけでならそんなところなんだなぁとおもうが、10件問い合わせして8件無視された。
断りの連絡をくれたのはそれなりに大きな酒蔵の営業担当の人だったので当方のやり方は間違っていなかったのだと思う。
このような対応をされたということもあり、酒の取り扱いを考えるようになった。
根本的な業界の闇があるのでは
問い合わせを無視するというメンタルは殿様商売をしている証拠だと思う。
そんなことをされるならそこからわざわざ仕入れて売ろうと思わない様になる。
実際当社もそんな酒蔵の商品など売りたくもないと思うようになった。
インポーターは真摯に対応してくれる
インポーターとは海外から商品を輸入している貿易会社にあたるが、弊社のような酒屋からするとウイスキーなどの洋酒を取り扱うインポーターとなる。
こちらは長年やっているような会社でも、弊社のような一見の零細企業からの問い合わせににもちゃんと答えてくれて、もちろん仕入れもさせていただける。
別に仕入れ出来るからいいところとは言わない、もちろん断られてところもある。そういった場合でも丁寧に断ってくる。
これがビジネスをしていく上での常識だと思う。
弊社にも問い合わせという名の飛び込み営業が来る。そういった非常識なところは無視するがそれ以外はちゃんと対応していると思う。
マイクロディストラリーの事を調べていたら、創業当時にあった、酒蔵の対応を思い出した。
現在台頭しているクラフト系の蒸溜所を見ると最近日本人が忘れてしまった手作りの精神が伺えたこともあり自分の商売についても考えさせられた感がある。
そんなマイクロディストラリーについては、現在取りまとめ中で、おそらく50位のページが出来るくらいあるので、まとめて出すのではなく小出しに出していきたいと思う。
私がこの記事を書きました