アメリカンなウイスキー専門



ビールは6000年前から作られていた

投稿者 : 杉本昭博 on

梅雨も開けそうになってきましたが、関東などは開けたんでしょうか?

段々と暑くなりビアガーデンが恋しい季節になりました。

今日はそんな暑い季節にピッタリ、ビールのお話です。

ビールの起源はワインについで2番めに古いお酒に分類され、紀元前4000年前のメソポタミアの楔形文字で書かれたビールの作り方が存在します。

当時はパンを作るために大麦を栽培していたのではなくビールを作るために大麦を栽培していたようで、その作り方は、大麦を細かくして水で溶き塊にして焼くことでパンのようなものを作り、それを蜂蜜やナツメヤシなどと一緒に水につけ発酵させる。

この当時はホップが入っていなかったので、ビール特有の苦味がなく何方かと言うと甘めの飲み物だったようです。

ビール造りは女性が行った

醸造は女神の庇護を受けて、女神によって社会的な承認が与えられていたメソポタミアにだけ見られる仕事だった。

とあるので、醸造という仕事は女性が行うもので男たちは出来上がったものを飲むだけの存在のようで、今のようにお酒イコール男というイメージはありませんでした。

神々もビールを楽しんだ

飲み屋

紀元前2500年前の石版には、お葬式のときに悲しみに暮れながら飲んだり、性交を楽しみながら飲んだりする姿が描かれていて、神々もビールジョッキを前にして酩酊するほど飲んだとあり、当時からビール造りは盛んに行われていたことが見て取れる、

今も昔も酔っ払いは嫌われる

エジプトでもビールが作られるようになったが、酔っぱらいが溢れかえり非難の対象になり、ビールを売るお店にも非難が殺到したそうで、紀元前2000年頃にはビールの販売を制限するようになり、お店では買えなくなりアメリカの禁酒法のような法律ができたのですが、女性が家で醸造することは禁止されていなかったみたいで、みんないろんな材料を使ってオリジナルのビールを作っていたみたい。

麦芽と水があれば出来る

麦芽パン

麦芽をこねてパンのようなものを作りそれを水につけてドロドロに溶けるまで待ち、ドロドロになったら布で濾して熟成させるとビールが出来上がる。

麦芽がないときには固くなったパンをそのまま水につけほったらかしておいたら溶けて、発酵が進みビールになる。

現代人が同じものを飲んで美味しいとは言えないかもしれないが、当時はこのような方法でビールが作られていた。紀元前2000年前のお話。

原料を発酵させる

ビールに限らず、日本酒やワイン、ウイスキーやブランデーなどすべてのお酒は原料を発酵させ糖分をアルコールに変化させています。

麦芽の糖分をアルコールに変えて醸造し、二次発酵させることでビールになり、蒸留してアルコール度数を上げるとウイスキーになる。

ワインもおなじで、醸造したものを二次発酵させるとスパークリングワイン、いわゆるシャンパンになり、醸造したものを蒸留して度数を高めたものがブランデー。

米から日本酒を作り、それを蒸留したものが米焼酎で、原料が違えば麦焼酎や芋焼酎になる。

中世になると女性が大活躍

比較的高度な技法を必要としない醸造酒作りは女性が経営している醸造所もたくさんでき約30%が女性経営者だったそうで、ブリュースターと呼ばれていたそう。

ビールが解毒剤?

アルコールが含まれているのと、飲用が出来るということから安全な薬として医療にも使われていて、医師は毒蜘蛛に噛まれた傷口にたいし、ビールに生卵を1個割って混ぜ合わせて、それを傷口に塗るという処方がなされていたこともあった。

当時の戦場で兵士が傷ついた場合には、ビールにウミヘビの脂肪と混ぜて治療していたそうだが、ウミヘビの脂肪が不足気味だったということから広く一般的に使われていたのでしょう。

当時の医療

マッサージ

ウミヘビの脂肪と、生卵にどういった効能があるのかは解りませんが、ココ200年前までの西洋医学を調べるとさもありなんと言った感じです。

当時の外科医療は散髪屋が行っていて、腰が痛いだとか頭が痛いといった症状を言うと、散髪屋で痛い所の血を抜かれるそうです。

痛い所の血を抜けば病は治るという2000年ほど前に書かれた医療の本をそのまま踏襲していてのでこのような治療が行われていたみたいです。

もちろん血を抜かれた患者はフラフラになっているので痛みも感じないのでコレで治ったと勘違いしていたんでしょうね。

内科のお医者さんに行っても、効能が怪しいもしくは毒を処方されると言った具合なので、当時の医療ってかなり危ないものだったそうです。

200年前のアメリカでも新聞記事の半分は薬の広告だったそうですし、そのときにコカ・コーラが発明され世に出たと言われています。

最後に、女性が居ないとお酒が出来ない

お酒の歴史を見てみると、常に女性が陣頭指揮を取り酒造りを行っていたようなのですが。

ココ最近だけが男性のものというイメージになり、女性は胸元のあいた服やミニスカートから伸びた細い足と言う使われ方しかしていないので酒イコール男と言うイメージが定着したようです。

特に酒場の女などと言うイメージもありますしね。

しかし、歴史を調べると酒造りの神様は女の人だし、醸造を始めたのも女の人なので、これからも女性の醸造家がたくさん出てくることを楽しみにしています。



 私がこの記事を書きました


杉本 昭博 プロフィールはこちら

四柱推命鑑定も出来る酒屋の店主
若い頃にBARレモンハートと言う漫画を読んでショットバーに憧れお酒の勉強を始める。2020年頃からお酒が飲めない体質になった事をきっかけに酒屋を始める。

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