中国人は酒が強い
中国で出世するには酒が飲めないとまず出世することは不可能と言えるそう。
世界各国共通ですが、ビジネスの場では酒がつきもので一緒に酒を飲んで交流を深めるという文化がありますが、中国はかなり大変だそうです。
国家主席にまでならないまでもそれなりのポジションにつくねは、それまでにえげつない量を飲んで来たことでしょうが、なってからも毎日飲み会の席に出ないといけないので飲む量は半端ありません。
助け舟はでる
今でもそれだけ飲んでいるのかと言うとそうでもなく、出世したいと考える人(いわゆる腰巾着)が側についてエライさんのお酒を無理やり取って飲んでしまうというゴマすりの人が沢山付いているので飲まなくても大丈夫なんだそうです。
エライさんは飲みたいのだが、腰巾着が横から奪って飲んでしまうと言う図式にすればエライさんが酒が飲めない弱いやつと言う風に見えなくするためだとも言われています。
中国では酒が強かったり、精力が強いと言うことを物凄い気にする
数千年前の王様がいたような時代では次の王様が決まったとき、その人は大衆の前で三日三晩代わる代わる相手を変え性交したと言われています。
コレは別に絶倫だったとか女好きと言うわけではなく大衆の前で行うことで、私はこれだけの女性と交わっても大丈夫なくらい体も気持ちも丈夫な人間で、
民のうえに立てるだけの力があるということをアピールしていたそうです。
コレで民衆は納得し王様として迎え入れていたそうで、もしダメだった場合は大様の座を追われて殺されてしまったそう。
AV男優でも1日で10回くらいが限界ではないでしょうか、それを三日三晩寝ずに食べすに永遠にこなしていくとなると、恐ろしいほどの体力と気力が要求されます。
だから精力剤が生まれたのでしょう。
漢方には沢山の精力剤がある
日本でもすっぽんやマムシ、など精力剤がありますが、中国では虎の骨を焼いて砕いたものを酒につける虎骨酒というものがあったりします。
昭和40年代くらいまでは日本でも飲まれていましたが、現在はワシントン条約の規制があり取引が禁止されています。
代わりに、ライオンの骨を使った獅子骨酒というものが出回っていたりしますが、あまり効果はないそうです。
日本では精力剤と言う触れ込みで販売されていたみたいですが、使い方が間違っていて、本場では熱を下げるため糸のように細ーく垂らしながら少しだけ飲むそうです。
多分オットセイの睾丸や虎のペニスなどと同じように思っていたのでしょうね。
漢方では体の悪い部分と同じモノを食べると治ると言ったことが信じられているみたいなのでそうなったのでしょう。
その他にも、漢方薬を焼酎やウォッカに漬け込む薬酒も広く飲まれています。
精力剤と言うと夜のイメージですが、滋養強壮のために飲むのもなのでバイアグラのように飲めばすぐ効くというものではないので副作用などもなく安心です。
比較的手に入りやすい、胡麻から朝鮮人参などが滋養強壮に効果があるそうで、お酒に漬ける他、煎じて飲むなど様々な方法で取り入れることが出来ます。
興味のある方は一度覗いてみては。
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中国の乾杯
これから海外出張も出来るようになり中国に行かれる方も増えるでしょう。
宴会がもようされることも多いかと思います。
日本の宴会だと、ビールを持って色んな人に継ぎに廻るスタイルですが、中国では茅台酒と言う白酒を小さめのコップにお互い継いで乾杯(中国式ならカンペーかな)と言いながら一気に飲み干すそうです
それを誰彼構わず行うので相当酒が強くないとキビシイみたいです。
茅台酒はアルコール度数53°とかなりヘビーなので2,3杯飲めばもう無理ーとなるひとが多いのではないでしょうか。
しかし、助け舟があり、継いでもらうお酒の量を減らしてもらうという方法もあります。
それでも飲めないのであれば、「随意で」と言って自分は飲まない方法もあります。
随意とは
日本語のご隨意にと一緒の意味でご自由にのへりくだった言い方ですので、やんわり私はもう飲めないのであなたはご自由に飲んでくださいと一体味になります。
ただ、なんかかっこ悪いので、できれば最初から継いでもらう量を少なめにして回数をこなす方が良いかもしれませんね。
最後に
先程も書いた茅台酒ですが、古いものになると、数百万円で取引されるものもあります。
当店では蒸留酒の販売だけでなく、飲まないお酒の買取も行っていますのでお気軽にご相談ください。
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