三郎丸蒸溜所
酒蔵は、江戸末期の文久2年創業で、ウイスキー造りは60年以上の歴史がある、本体は若鶴酒造という清酒の蔵元です。
戦後米が手に入らないという事態になり、米以外のもので酒を造らないといけないという事で、麦を使ったウイスキー造りを始めたのだとか。
最近はジャパニーズウイスキーが人気で続々と新しい蒸溜所が立ち上がっていて200を超える勢いだそうだが、そんな中でも老舗の蒸溜所と言えるでしょう。
造られているのは三郎丸ウイスキーがお菓子のロッテとコラボしたりと有名なんですが、当店のオススメはサンシャイン・ウイスキーです。
酒蔵らしく、一升瓶に入ったウイスキーなんですが、甘みがありまろやかな味わいでロックやストレートでもグイグイいけます。
私はお酒が飲めないんですが、以前は飲めたということも有り、試しに一口頂いてみましたところ、アルコールのモワーっとした感じもなくスイスイ飲めてしまいました。
ただ、あとからクラクラしてきたのでやっぱり飲めないんだなぁと悲しかったのですが・・・。
サンシャインという名は
公募で採用された名前だったのですが、応募した方が、戦後フィリピンで捕虜として過ごしていた時に、イギリス人から聞いたサンシャイン(朝日)という言葉を応募したら採用されたそうです。
何故富山まで?
三郎丸蒸溜所を運営されている、若鶴酒造さんで講演会があるとXでポストされていて、何故か惹かれるものが有り、講演を拝聴するためはるばる富山まで行ってきました。
講演の内容は鹿児島の焼酎の酒蔵の社長が突然会社を追われ、新たに酒蔵を立て直すという内容でした。
どん底まで叩き落されたのにもかかわらず、再起し新たに酒蔵を起てるという、めちゃくちゃ応援したくあんるようなカッコいい方でした。
ものすごいエピソードや暑い思いが語られていまいたが、私の拙い文章では語りきれないのが悔しいです。
そんなドメーヌ焼酎も、来年くらいには販売もできそうでしたので、当店でも販売させていただきたいと考えています。
販売が出来ましたらまたお知らせいたします。
行くのはチョット大変
北陸新幹線が敦賀まで伸びたことも有り、行きやすくはなったのですが、新幹線で新高岡駅まで。
新幹線の駅はそれなりに人もいたり、お店もあったりと賑やかなんですが、そこから乗り換えるのは無人駅と落差がすごい。
しかも電車が1時間に1本くらいしか来ない駅でした。
ただ、そこからは駅も3駅くらいで20分くらいで着き、駅を出たら目の前に有るのでその辺はありがたかったですね。
しかし、降りた駅も無人駅なので周りには酒蔵以外に民家は有るがお店などまったくなく、のどかな佇まい。
駅を出たら目の前に有るので迷うことはない。
オススメは竈炭三郎
酒蔵内でレストランも併設されていて、その名前が竈炭三郎、なんかアニメの名前みたいですが流行る前から運営されているのでアニメのほうがパ◯った?。
お店も小洒落ていて、ランチ時は富山のマダムたちやカップルがデートで訪れるのでしょう、12時の時点では満席でした。
私は開店と同時に行けたのでなんとか入れましたが、予約しておいたほうがいいでしょうね。
今の時期だと、富山といえば、ホタルイカの沖漬けだったり、海の幸はもちろんお肉も美味しそうでした。
ここでランチを食べてから、酒蔵見学というのも良いかもしれませんね。
私がこの記事を書きました