酒が飲めない酒屋のブログ
アメリカでバーボンを造っている蒸溜所 Vol.16
投稿者 : 杉本昭博 on
アメリカでバーボンを造っている蒸溜所 Vol.14は
デラウェア州
ニュージャージー州
ニューハンプシャー州
ニューメキシコ州です
ムーンシャインと密造酒
投稿者 : 杉本昭博 on
アメリカでバーボンを造っている蒸溜所 Vol.15_2
投稿者 : 杉本昭博 on
アメリカのバーボンの蒸溜所の第十五弾はテネシー州その2です。
1796年6月1日に合衆国16番目の州として昇格した。アメリカ合衆国政府の管轄下にあった領土では最初に作られた州だった。
当州ではテネシーウイスキーに関する、蒸溜したウイスキー原酒をテネシー産のサトウカエデの炭でろ過するチャコール・メローイング製法がなされて、テネシー州で作られているものだけがテネシーウイスキーを名乗れる。
新しいことを始めるのは楽しい
投稿者 : 杉本昭博 on
何かを始めるってのは楽しいことだと思う 酒屋を始めたときもワクワクしてた。 始めてするということは知らないことを知る切っ掛けになる。 特に酒屋というのは、いろんな縛りがありその縛りを攻略するのには膨大な書類を造って審査が必要になる。 今考えていること 私も酒屋をやっているが、まだ縛りの関係でできていないことが多数ある。 酒を売ると言う行為は可能だが、現在なら輸入酒しか売れない。 日本酒や焼酎、今流行りのジャパニーズ・ウイスキーなどは、店では売れるがネットでは売れない。 これは、現在攻略中で今年中には可能になるだろう。 その他だと、酒の貿易(輸出入どちらも)したいが、こちらも免許の関係で一部可能だがやりたいことは厳しいところもある。 バーボンを樽のまま輸入し、日本でボトリングして販売 こちらも結構な縛りがある。 通常のバーボンやウイスキーなどは加水され40から50%程度になっているが、樽で熟成されている状態では62,3度ある。 この度数がネックで、60%以上あると、大量に保管ができない(400Lが目安っぽい)。 なぜなら、消防法で危険物に該当する可能性があるから。 そうなると、危険物取扱者を責任者において、危険物を保管する専用の倉庫が必要になり、その施設もかなりしっかりした物でないといけないので、建築費もかかる。 1バレルは200Lのモノが多いので2樽でギリ、3樽目から消防法を考えないといけない。 地区によれば400Lを超えなくてもだめなこともあるかもしれない、ここは消防署の判断なのでなんとも言えないが。 標準的な1ケースが720mlで6本入ったバーボンを93ケースで400Lを超える。 ちょっと大きな小売店だとこれくらいはすぐに超えてしまうが、危険物保管と書かれたお店は見たことがないので、グレーなままやっているのか、上手く保管場所を分けているのかは不明だが。 小分け販売 当店はバーボンなどのアメリカンなウイスキーが専門にしているが、いくらバーボン好きの人でも珍しいものや、一般的には手に入りづらいクラフトバーボンなど。 味を見たい場合に、値段の張るものだと1本丸ごと買うのは躊躇するだろう。 そこで、1本を30〜50cc程度に小分けして販売すれば、ミニチュアボトルのないよな銘柄でも。 1本分の値段で10本くらいは買えるようになるとおもうので、ショットバーなどのお店の方や、純粋にバーボン好きの人などに届けばいいかなと考えている。 ただ、こちらも法律の縛りがあり、一筋縄ではいかない。 お酒はその昔量り売りだった。 昔は通い徳利と言う入れ物を持って酒屋に行きお酒を量り売りしてもらうのが普通だったものが、時代を経て瓶入りができてきました。 その名残もあり、焼酎などは大きな瓶から量り売りする酒屋さんもあります。 量り売りは注文が入ってから量り売りするので、法律上問題はないのですが。 通常のボトルから小瓶に小分けして販売するのは、一から商品を造っているのと同じと考えられるので、税務署に、何月何日に何と言う銘柄のお酒を何本に小分けしますと言う申請が必要になります。 ただ、それは2024年5月31日で食品衛生法の3年の経過措置期間が終わり、お酒の小分けには酒蔵と同じレベルの施設でないとできないようになりました。 以前は税務署に「小分けしますー」と言う申請をすればOKだったものが、2024年の6月からは、税務署への申請はもちろん必要ですが、小分けを行うのは酒蔵と同等の施設で行う必要があります。 たまに見かけるプレミアムなお酒を小瓶に小分けして販売していたような業者はこれからはアウトになります。 もちろん、保健所、税務署の許可をクリアすれば問題なく販売は出来るのですが。 設備には、それなりの費用もかかりますしどうなるのでしょうね。 酒蔵レベルの施設以外で小分けした商品は、6月から売れなくなる? 基準を満たしていないんだから、すべて廃棄?それはキツイですよね。 小分けではなく、量り売りなら今まで通り販売ができるので、注文が入ってから 量り売りした体にしておけばグレーだが行けるのかもしれないけど、違法ですね。 3年間の猶予期間があったのでその時に対策していれば問題ないが、それを怠っていたんだからしょうがないっすね。 アマゾンでも販売している業者がいた アマゾンで販売するさい、自社発送とアマゾン倉庫から発送されるプライムというのがある。 自社発送は、販売者が自分ではっそうするが、プライムはアマゾンが販売するものと、登録している業者がアマゾンの倉庫に商品を納品してアマゾンのシステムを使って発送してもらうこと。 小分け商品をアマゾンで販売するため、アマゾンの倉庫に納品すればあとは全部お任せなので楽ちん、なのだが、そのシステムを利用するには蔵置所登録という書類を税務署に届け出ないといけない。 アマゾンの倉庫は全国に50箇所くらいあり、すべて登録しないといけない。 納品するときはどこに納品するかその都度指定されるのですべて登録しておかないといけないから。 6月からどうするんでしょうね、アマゾンはそういった法律に関しては厳しいので、クリアできないなら即販売停止になりますから。 小分け販売用の施設を作ってる 当店では、小分け施設の建設中です。 法律の関係を調べていたら、酒蔵レベルの施設ですが、なんとか目処がつきそうなので、小分け用施設を作っています。 出来上がれば、本格的に小分け販売を行っていきますので、ちょっと味見してみたいというようなお酒がありありましたら、お気軽にご相談ください。 フルーツバーボンを造りたい バーボンにフルーツを漬けて果実酒を造りたいとも考えている。 果実酒は焼酎やウォッカに漬け込むのが主流ですが、フルーツを漬けたバーボンで作ったハイボールは甘くて女性でもグイグイ飲めるでしょうし、カクテルの材料としても面白いと思うんですよね。 やりたいことのまとめ 色々と、やりたいことを書いていますが、こういった事を考えているとワクワクします。 そして、自分の考えたことが現実化し、受け入れられたときは脳汁が半端なくでるんです。 ただ、こんな事を理解して貰える人って少ないんですよね。 そんな馬鹿げたことより、安定した給料をもらえることしか考えていないんです。 まぁ、そんなことしか考えていないから50歳を過ぎて、リストラされて行くところろがなくて苦労するんですがね。 私がこの記事を書きました 杉本 昭博 プロフィールはこちら 四柱推命鑑定も出来る店主 若い頃にBARレモンハートと言う漫画を読んでショットバーに憧れお酒の勉強を始める。 2020年頃からお酒が飲めない体質になったが何故か酒屋を始める。
アメリカでバーボンを造っている蒸溜所15_1
投稿者 : 杉本昭博 on
アメリカのバーボンの蒸溜所の第十五弾はテネシー州その1です。
1796年6月1日に合衆国16番目の州として昇格した。アメリカ合衆国政府の管轄下にあった領土では最初に作られた州だった。
当州ではテネシーウイスキーに関する、蒸溜したウイスキー原酒をテネシー産のサトウカエデの炭でろ過するチャコール・メローイング製法がなされて、テネシー州で作られているものだけがテネシーウイスキーを名乗れる。